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山梨の紅葉の名所 昇仙峡!昇仙峡の絶景撮影スポット・名物を地元目線でご紹介

2019.09.30

(最終更新日:2020年9月24日)

こんにちは!銘石の宿かげつ編集部です。9月も終わりを迎え、秋の気配も次第に濃くなり穏やかな季節となりました。「秋」というとあなたはどんなことを思い浮かべるでしょう?

味覚の秋、スポーツの秋、読書の秋など色々ございますが、日常の中で秋を感じるのはやはり木々や植物の色の移り変わりといった紅葉を見た時ではないでしょうか。

今回は、山梨県甲府市にある日本一の渓谷美・紅葉スポットの名所である「昇仙峡」をご紹介します。また、紅葉のほかにも地元育ちのかげつ編集部がみた昇仙峡の知られざる魅力もお伝えできたらと思います。

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昇仙峡で紅葉が見頃のおすすめの時期

山梨で紅葉の名所といえば、河口湖畔もみじ回廊、八ヶ岳高原など挙げられますが、地元山梨で紅葉の絶景スポットとしてひときわ有名なのが昇仙峡です。

昇仙峡は山梨県甲府市盆地の北側に位置する渓谷です。

この渓谷は約4kmにわたって続き、更には標高差があるため紅葉の色づき始める時期が少しずつずれていきます。一番この紅葉を美しく見ることができるのは10月末〜11月下旬。

このように昇仙峡の紅葉は約1カ月ほど続くので、長期にわたって訪れた人々を楽しませてくれるんです。

11月末ごろまでの紅葉シーズン中は、午前9:00~午後17:00の間は渓谷沿道路車両は交通規制がかかり、土日祝は歩行者専用道路、平日は登りのみ一方通行となります。

東京などからの日帰り観光では昇仙峡を満喫するのに時間が足りないと言う声もよく聞きます。
そのような時は石和温泉「銘石の宿かげつ」を起点にすれば、散策もドライブも柔軟にプランを立てていただけます。

では昇仙峡の何がそこまで人々を惹きつけているのでしょうか、その魅力をいくつかご紹介します。
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昇仙峡で必ず押さえたい名物スポット3選

昇仙峡へ訪れた際に絶対に押さえておきたいスポットを3つご紹介します。

昇仙峡の主峰「覚円峰」で絶景に出会う

昇仙峡名物スポット 主峰「覚円峰」

 

昇仙峡名物スポット 主峰「覚円峰」

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昇仙峡の最大名所といえば主峰「覚円峰(かくえんぽう)」

この覚円峰は花崗岩が長い年月をかけ浸食を繰り返してできた景勝地であり、特に傾斜が険しいところでは直立約180mもあります。

今までに全国観光地百選にて渓谷の部第1位平成百景では第2位を受賞するほど。

特に紅葉の時期は撮影スポットとして大変人気で、非常にたくさんの方々が地図を片手に散策をしているのが見受けられます。

浸食し削られた岩肌はまさに自然の産物。
更に紅葉は時間をかけて色を深めるため、上の方ではまだ緑が残り、下に進むにつれ赤や黄色の色合いが濃くなり見事なコントラストです。

この景色は秋でしか見ることのできない特別なワンシーン!
息を呑むほどの紅葉の美しさが目の前に広がります。

昇仙峡の最奥部「仙娥滝」で癒される

昇仙峡の名物スポット 最奥部「仙娥滝」

 

昇仙峡の名物スポット 最奥部「仙娥滝」

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覚円峰と並び昇仙峡を紹介する上で欠かしてはならないのが、日本を代表する滝「日本の滝百選」として選定された「仙娥滝」です。

仙娥滝は覚円峰の麓にあり、花崗岩を削りながら落下、その落差は30mもあり非常にダイナミックな滝です。

仙娥滝を訪れるうえで是非覚えておいていただきたいことは、季節によって滝のみせる表情が違うことです。

特に秋は、周りの木々が赤や黄色に色づいた紅葉と激しく水しぶきをあげながら滝つぼへと流れていく圧倒的な存在感に、思わず人々の声が漏れてしまうほど。

全身に仙娥滝のマイナスイオンを浴びれば、リフレッシュ効果が高まること間違いなしです!

遊歩道に現れる「石門」で自然の神秘を感じる

昇仙峡の名物スポット 「石門」

 

昇仙峡の名物スポット 「石門」

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この石門は先ほどご紹介をした仙娥滝から遊歩道を5分ほど下った地点に見える巨大な花崗岩の石門。

これは人為的に作られたものではなく、自然の花崗岩が積み重なってできた自然のアートです。

実際に石門の下に立っていただくとより実感してもらえると思いますが、この石門写真で見るよりもはるかに大きいサイズの石なんです。まるで自分が小さくなってしまったかのように感じますよ。

更にこの石門、よく見ると先端がわずかに離れているのがわかり、石門の下に立つと今にも崩れそうなスリリングさを体感できます!

自然が作り出したこの巨大な自然のアートに、改めて自然の偉大さとパワーを感じます。
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本当は秘密にしたいオススメの撮影スポット

昇仙峡の麓には覚円峰や巨大な石門の他に数々の撮影スポットがあります。

周辺を散策するだけでも存分に昇仙峡を楽しむことができますが、パノラマ台駅から360度に眺める富士山と色づいた山々は秘密にしたいくらいおすすめ。

昇仙峡の秘境から眺める富士山と絶景

 

昇仙峡の秘境から眺める富士山と絶景

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昇仙峡の麓を散策していると、山頂までケーブルが続いているのが見えます。

「仙娥滝駅」というロープウェイ乗り場から乗ること約5分、着いた先は昇仙峡の山頂・パノラマ台駅です(写真はロープウェイの途中から見える景色)。

このパノラマ台は標高1,058mに位置し、霊峰富士をはじめ山梨が誇る名峰北岳・間ノ岳が360度見渡すことができます。山梨の壮麗な山々をこれほど一望できる場所は、山梨県内でも多くはありません。

そしてこの場所、実はパワースポットの宝庫としても有名なんです!どのようなパワーを宿しているのか気になると思いますが、ここでは秘密にしておきましょう。是非実際に訪れ、自然の恵みとパワーを身体全体で感じてください!
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昇仙峡で秋を楽しむイベント情報

昇仙峡の秋も深まり紅葉の見頃の時期には、秋を更に楽しんでいただけるイベントが開催されます。

ここでは2019年最新のイベント情報を2つご紹介します。※2020年の下記イベントは現時点(2020年9月24日)で未定です。最新情報は昇仙峡公式サイトにてお知らせされますのでご確認ください。

「昇仙峡かぐやナイト」の竹あかり

かぐやナイトのイベントイメージ(引用元:昇仙峡公式Facebook)

 

かぐやナイト(引用元:昇仙峡公式Facebook)

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昇仙峡の秋の最大イベント「昇仙峡かぐやナイト」。

● 時期:2019年10月18日(金)~10月20日(日)
● 時間:17:00~20:30まで※2020年の開催はコロナ感染症の影響により未定です(2020年9月24日時点)

仙娥滝周辺を3000本の竹灯籠と色とりどりの和傘でライトアップされており、訪れた人々を幻想的な世界へといざないます。秋限定で開催されるこの和風イルミネーションは「竹あかり」とも呼ばれています。

またイベント開催中は和楽器の演奏も開催され、より日本の「和」の雰囲気が辺り一帯を包み込み、秋の夜長を盛り上げてくれます。
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仙娥滝のライトアップ

仙娥滝ライトアップ(引用元:昇仙峡公式HP)

 

仙娥滝ライトアップ(引用元:昇仙峡公式HP)

昇仙峡を代表する名所の一つ仙娥滝では仙娥滝一帯がライトアップされます。

● 期間:10月18日(金)~11月23日(土)
※ 昇仙峡公式HPでは18日〜20日の3日間とありますが、実際は上記の約1ヶ月間だそうですので、長く楽しめそうです。
● 時間:日没から21:00まで※2020年の開催はコロナ感染症の影響により未定です(2020年9月24日時点)

お昼に見る仙娥滝とは違い、夜には普段とはひと味違った雰囲気が辺りを包んでいます。ライトアップによって暗闇の中から浮かび上がる神秘的な滝の姿は必見です
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昇仙峡周辺の観光スポット&グルメ

さてこれまで昇仙峡の名所やイベントをご紹介しましたが、実は昇仙峡の魅力はこれだけではないんです!

ここまで網羅すれば山梨と昇仙峡を120%楽しめること間違いなし!!
そんな場所をいくつかご紹介します。

大自然の山道をハイキングできる「西沢渓谷」

山梨へ紅葉狩りに訪れるお客様に「昇仙峡と西沢渓谷ではどっちがオススメですか?」とよく尋ねられます。実はこれ「もちろん〇〇です!」と一言で返すのが大変難しい質問なのです。

例えば、昇仙峡は自然があり、周辺にはワイナリーやレストラン・カフェがあるので観光も一緒に楽しめる場所。歩く道も舗装されているので、気軽にハイキングができます。

一方の西沢渓谷は、アップダウンの激しい山道が続いたり岩の道を歩いたりとハイキングをしながら大自然を満喫する場所。もちろん、山道は整備はされていますので安全面は確保されています。

「気軽に紅葉を楽しみたいから昇仙峡だな。カフェでまったりするのもいい!」
「せっかく自然を満喫するならハイキングしないとたどり着けないところがいい!」

など、その日の気分や目的によって選ぶ目的地が変わりそうですね。

さて、西沢渓谷のメインスポットであり日本の滝100選にも選ばれた名瀑「七ツ釜五段の滝」をご紹介します。

西沢渓谷の名瀑「七ツ釜五段の滝」

 

西沢渓谷の名瀑「七ツ釜五段の滝」

西沢渓谷の滝の最大の魅力はなんといってもターコイズブルーに澄んだ色
特に新緑が生い茂る初夏にその鮮やかさを発揮しますが、秋には秋の落ち着きを楽しむことができます。

やはり紅葉の時期は紅葉狩りをする人で道が渋滞するほどの人気スポット!

せっかく山梨に行くのに昇仙峡と西沢渓谷どっちか一つは選べないな…という方は、是非もう一日滞在を延ばし両地に訪れてみるのはいかがですか?
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昇仙峡の麓で山梨産フルーツが食べられる「カフェテロワール」

山梨といえば桃とぶどうが名物です。地元民としても県外の友人に送るとまず間違いなく大喜びしてもらえる山梨県の自慢がフルーツです。そして昇仙峡の麓には、山梨で採れた美味しい桃とぶどうを使用した新感覚デザートピザを販売している「カフェ・テロワール」さんがあります。

県産ぶどうを使用したデザートピザ(引用元:カフェテロワール 公式Facebook)

 

県産ぶどうのピザ(引用元:カフェテロワール 公式Facebook)

目に鮮やかで斬新なメニューの人気に火がつき、噂を聞いた地元のテレビ局、さらには全国区のテレビからも取材されたほど!

桃とぶどう以外にも、さくらんぼやイチゴなどその時期旬なフルーツがオリジナルデザートで楽しめるので、季節を変えて訪れるのもまた一つの楽しみ方です。

さらにカフェにはテラス席もあるので、昇仙峡の自然を満喫しながら食べることができます。
カフェ・テロワールに来なければこの「大自然×県産フルーツのデザート」のコンビネーションは体験できない、大変貴重なスポットです。

味覚でも視覚でも季節を味わえる贅沢が昇仙峡に来たらここで満喫できること間違いなし!
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山と小川のそばで堪能できる「円右衛門のほうとう」

山梨の郷土料理といえばほうとう。ご存知ですか?武田信玄が戦の時でも手軽に栄養が取れるようにと、味噌の汁の中で麺とたくさんの野菜を一気に煮込んで食した、というのが発祥の一節と言われています。

せっかく昇仙峡に来たなら郷土料理は食べなくては!という方、円右衛門さんのほうとうをオススメします!

円右衛門の名物ほうとう(引用元:円右衛門公式Facebook)

 

円右衛門の名物ほうとう(引用元:円右衛門公式Facebook)

もし円右衛門でほうとうを召し上がったら「わたし、山梨県一美味しいほうとうを食べました!」と言うことができます。なぜなら、円右衛門さんは山梨県で一番美味しいほうとう店を投票で決める大会「第五回昇仙峡ほうとう味くらべ真剣勝負」で優勝している「ほうとう名人」だからです。

前回私が訪れた際には客席が満席で入れませんほど人気が高く、小さなお子様から大人の方まで色々な方がほうとうを食べてらっしゃいました。

更にもう一つおススメしたいポイントは、円右衛門さんのロケーション。

建物のすぐそばには荒川が流れており、小川のせせらぎを聴きながら美味しいほうとうをいただけます。紅葉の時期でしたら、紅色に染まった山々も一緒に鑑賞できる貴重な時間をお過ごしいただけます。
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昇仙峡から車で約30分・石和温泉の銘石の宿かげつのおすすめプラン紹介

昇仙峡を一日散策した後、最後はやっぱり温泉につかってゆっくりのんびり過ごしたくなりませんか?

そんな皆様のために銘石の宿かげつでは様々な宿泊プランをご用意しております。また現在はGoToトラベルキャンペーン割引対象となっておりますので、通常よりもお得にご利用いただけます。

極上の男ひとり旅!ウェルカムドリンク付の特別料理プラン

こちらは料理長が厳選した旬の素材、甲州の味覚をはじめとした会席料理ならではの季節感あふれるお料理を存分にご堪能いただける特別料理プランです。

特典として、ウェルカムドリンク(生ビール・ソフトドリンク類・コーヒー)、指圧マッサージ10%割引、DVDプレイヤー貸し出しもございます。都会の喧噪から離れ、緑溢れる空間の中で季節のそよぎを聴きながらゆったりと男の一人旅を満喫していただけます。

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あなたの気分で選べる!甲州名物の馬刺しか鮑の煮貝のチョイスプラン

山梨県ならではの新鮮な馬刺しと贅沢な鮑の煮貝。

ご夕食にてお好きなものをお選び頂きます。ぜひこの機会に甲州名物のお味をご堪能ください。

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山梨のブランド牛・甲州牛をお好みの食べ方に選べる贅沢チョイスプラン

やまなしの大自然に育まれた”甲州牛”は、やわらかな肉質と鮮やかな肉食が特徴と言われています。

焼いて食べても良し、煮て食べても良し。溶岩焼き、味しゃぶ、すき焼きの中からお好きな食べ方をお選び頂けます。かげつならではの甲州の味覚をぜひご堪能下さい。

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まとめ

今回は山梨を代表する景勝地昇仙峡のオススメスポットと周辺グルメなどをご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?

これから10月にかけて紅葉が最も深まる渓谷地を、ゆっくり歩いて巡りながら自然を感じるのが醍醐味ですね!

そして一日歩き疲れた身体を癒すためには温泉が一番!

是非当館にて溢れる緑に包まれながら、広々とした開放感のある大露天風呂にゆったりとつかってみませんか?
心も身体も解きほぐされ、皆様にとって最高の旅となりますように。

山梨の紅葉の名所 昇仙峡!昇仙峡の絶景撮影スポット・名物を地元目線でご紹介

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