甲州ワインおすすめはこれ!生産量日本一の山梨ワインイベントもご紹介
2019.11.07
こんにちは!鉱石の宿かげつの編集部です。
山梨県は日本国内で随一のワイン産地であることをみなさんご存知でしたでしょうか?
実は山梨は日本ワインの発祥の地とされており、現在でもぶどうの栽培とワインの製造が盛んに行われています。
そんな山梨で生まれた甲州というワイン用ぶどう品種を使った「甲州ワイン」が、現在国内のみならず世界から注目を集めています。
今回は山梨県が世界に誇る甲州ワインについてご紹介させていただきます。
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目次
山梨県原産の白ぶどう品種「甲州種」によって作られるワインを甲州ワインと呼びます。
甲州種は、日本固有種として初めて2010年に国際ワイン用品種に選ばれた、日本を代表する白ぶどう品種です。
甲州種は、とても繊細でおしとやかなぶどう品種です。
甲州種からうまれる甲州ワインの香りの特徴は、青リンゴや柑橘系のフルーティーな香りとも、白いお花を思わせような華やかな香りともいわれます。
また、その味わいは、優しい酸味と、後味にほのかに残る苦味や渋みが特徴です。
特に魚介類や発酵食品との相性は良く、本来日本酒と一緒に楽しむような料理ともピタリと合わせることができます。
ワインとしての主張は控えめですが、料理の味をより引き立ててくれるところが甲州ワインの大きな魅力の1つです。
ぶどう品種の甲州は、山梨県で生まれました。
甲州の誕生については諸説あります。
718年に修行僧行基によってぶどう寺として知られる大善寺の付近で栽培され始めた説(大善寺説)と、
1186年に雨宮勘解由という人物が山ブドウと異なる品種としてこの甲州を見つけて栽培したという説(雨宮勘解由説)が有力とされています。
どちらの説にしても1000年ほどの長い歴史を持つ甲州は、山梨県では親しみのあるぶどうとして愛されています。
山梨県には日本国内トップである約80軒ものワイナリーがあります。
ワイナリーではワインの試飲はもちろん、そこでしか手に入らない特別な商品も販売されています。
数あるワインの生産地がある中での5つのオススメをピックアップしました。
山梨ならではのワイナリー巡りをぜひ楽しんでみて下さい!
1937年創業の山梨県を代表するワイナリー。
ぶどう産地である勝沼に根ざし、ぶとう栽培からワイン醸造まで一貫して日本のワイン造りを創業当時から続けています。
甲州のはじめとする日本固有のぶどう品種を大切にしながら、ヨーロッパ品種のぶどう栽培、ワイン造りにも挑戦されています。
勝沼醸造ではワイナリーツアーが行われています。
ぶどう畑やワインセラーの見学や、栽培の歴史、原料へのこだわりの説明を聞くことができます。もちろん最後には勝沼ワインのテイスティングがありますよ!
直営レストラン「風」で美味しい食事とワインのマリアージュを楽しむこともおススメです。
大正6年(1917年)から甲府でぶどう栽培とワイン醸造を行っている、「食事とともに楽しむワイン」を提供する老舗のワイナリーです。
江戸時代から続く油や「佐渡屋」を明治42年から洋酒やビールなどを取り扱う「サドヤ洋酒店」へと転業し、その後ワイン造りに着手した歴史を持っています。
フランスでのワイン修行を経て、ワインは食事と楽しむことを学びました。
そのことから、サドヤでは食事をより楽しく、美味しくするようなワインが造りられています。
サドヤは甲府駅から徒歩5分とアクセス抜群です。
ワイナリー見学やレストランでの食事を気軽に楽しむことができます。
雄大な富士山と甲州の盆地を見渡すことのできる登美の丘から名前を取った、サントリーの所有するワイナリーです。
登美の丘は雨量が少なく、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいなど、ぶどう栽培に最適な土壌です。
その登美の丘の地で「その土地らしさ、その品種らしさ」が映し出されたワイン造りを彼らは目指しています。
ワイナリーではぶどう畑の見学や、テイスティング、ワインの販売などが行われています。場内の散策は自由ですので、好きなようにワイナリー内を探索することができます。
登美の丘ならではの展望デッキで、富士山や甲州盆地の羨望を楽しむのもおススメです。旅の記念に素敵なお写真をぜひ。
https://www.suntory.co.jp/factory/tominooka/
勝沼の地で大正14年に創業したワイナリーです。
明治時代に建設された母屋を改装したつくりで、もともとはぶどう販売を行っており、その余ったぶどうでワインを造っていました。
山梨県を代表する甲州を中心に、シャルドネやメルローなどのヨーロッパ品種のぶどう栽培とワイン醸造を行っています。
ワイナリーの一階にはワインショップ、二階にはカフェが併設されています。
勝沼の季節を感じながら、ゆったりとした時間をワインと一緒に楽しむことができます。
もちろん気に入ったワインは購入することもできますよ。
四季豊かな日本の風土を活かしたワインづくりを行うワイナリーです。
鹿児島に本社を持つ本坊酒造のワインブランドで、1960年に山梨県の吹市石和町に設立されました。
国産ワインの中でもその人気は高く、山梨の地域特性を活かしたこだわりのワインが国内外から高い評価を受けています。
マルス山梨ワイナリーでは見学コースを無料で受け付けており、地下のワイン貯蔵庫や瓶詰ラインの見学、テイスティングなどが組み込まれています。
また、完全予約制の有料でのテイスティングも実施されています。貴重なオールドヴィンテージのワインを地下のゲストルームでテイスティングできますので、ワイン好きの方はぜひ!
https://www.hombo.co.jp/marswine/
ワイン王国山梨では、もっとワインが好きになるような楽しいイベントが開催されています。
その一部をこちらでご紹介させて頂きます。
山梨ヌーボーの素晴らしさを味わうお祭りです。
山梨ヌーボーとは、日本の固有品種である「甲州」と「マスカット・ベリーA」で造られた新酒ワインのことを指します。
新酒の解禁日を11月3日と定めて、今年のぶどうの収穫を祝うとともに、新酒を楽しむことのできるイベントです。
ボジョレヌーボーだけではなく、今年は山梨ヌーボーも味わってみませんか?
東京と山梨の2会場での開催です。
東京は解禁日の11月3日、山梨では11月16日、17日の2日間開催です。
詳しくは公式ホームページをチェックしてみてください。
https://wine.or.jp/nouveau/event/
山梨県のワイナリーを自由に巡るイベントです。
従来のガイドが添乗するバスツアー形式のワイナリー巡りではなく、どのワイナリーに行くかを全て自分で決めて巡る新しいスタイルのワインイベントです。
イベントに申し込むと、当日ワイナリー資料や簡易マップ&バス時刻表、バスチケットなどが届きます。
それを基にワイナリー巡りや、散策、食事などのスケジュールを組んで回るという、とても自由度の高いイベントです。
開催は11月9日~11日の三日間で、日付によって回れる地域がことなります。
詳細はホームページでご確認ください。
https://www.yamanashiwine.com/
美味しい甲州ワインを楽しんだ後は、当館(石和温泉「銘石の宿かげつ」)にてゆったりと温泉をおくつろぎください。
今回はワイン好きの方にとっておきのプランをご紹介致します。
やまなしが誇るブランド牛”甲州牛”
やまなしの大自然に育まれた”甲州牛”は、やわらかな肉質と鮮やかな肉食が特徴と言われています。
焼いて食べても良し、煮て食べても良し。3つ食べ方からお好きな物を1つお選び頂きます。
かげつならではの甲州の味覚をぜひご堪能下さい。
お仕事を頑張った自分へのご褒美旅行・・
家のことは旦那様におまかせ!
たまには羽を伸ばして・・お友達や同級生、職場の仲間と温泉旅行に出かけませんか?
広~い温泉、美味しいお食事。気の置けないお友達との楽しいおしゃべり。
日常から離れて癒しのひとときをお過ごし下さい。
こちらは女性限定プランになります。
1名様分のエステ(オイルボディ70分)が付いたプランです!
アロマテラピーは自然の恵みである植物や樹木から抽出した精油を使った芳香療法。
身体と心のバランスを整え、健康を維持する自然療法の一つです。
香りによる深い癒しと、身体・心・精神に働きかけるオールハンドで行う極上のトリートメントをご体感ください。
奥様や彼女さんへのプレゼントにいかがですか?
今回は甲州ワインについてのご紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
和食が世界遺産に登録されたことに伴い、日本生まれの甲州ワインは世界からさらなる注目を集めています。
当館でも甲州ワインを豊富に取り揃えております。
世界に誇る甲州ワインと、銘石の宿かげつ自慢の甲州名物料理とのマリアージュをぜひお楽しみください。