【2022年版】山梨でのいちご狩りでおすすめ時期・品種・人気スポット・宿泊プラン等をご紹介
2022.12.28
【最終更新:2024年12月11日】
いちご狩りおすすめスポットを3ヶ所→6ヶ所に増やしました!
こんにちは、かげつ編集部です!
2022年も終わりに近づき、朝夕の厳しい寒さの中、いちごが美味しい季節がやってきました。
山梨にはいちご狩りスポットが数多くあり、毎年多くの人でにぎわいます。
今回は山梨のいちご狩りについて、注目の品種やいちご狩りスポットを、宿泊・日帰りプランと合わせてご紹介します。
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目次
江戸時代から山梨県は「甲州八珍果(こうしゅうはっちんか)」といって、いろんな果物を栽培していました。
いちごはもちろん、ぶどう、さくらんぼ、桃、梨などフルーツのバリエーションが豊かです。
フルーツ王国・山梨で、せっかく食べるなら新鮮で甘いいちごを食べたいですよね。
次の項目で、いちご狩りにお出かけするのはいつの時期がぴったりなのか見ていきましょう!
山梨では一般的に12月から5月までいちご狩りが行えます。
「いちご狩りのシーズンの中で一番おすすめな時期はいつですか?」と山梨市の観光案内所へ電話でたずねたところ、「2月が一番いろんな品種のいちごが食べられます」とのこと。
ちなみに美味しいいちごが育つには天気が大きく関係しており、晴れの日が続き寒い日が続くと新鮮ないちごが実ります。
いちご狩りにお出かけする際は、2月でよく晴れていて寒さが感じられる日にしぼっておでかけください。
ところで皆さん、美味しいいちごの見分け方って知っていますか?
いちご狩りに行った時に美味しいいちごの見分け方を覚えておくと役に立ちますよ。
とびきり美味しいいちごの見分け方のポイントは次の3つです。
(1)ヘタに近い部分まで赤く色づいている(ツヤがあるのは新鮮な証!)
(2)ヘタが反っているもの
(3)いちごの表面のつぶつぶがはっきり見える
赤ければ赤いほど甘みがぎゅっと詰まっています。
大きなサイズのいちごだと色づき具合にムラが出ている場合がありますが、
先端からヘタの方まで均等に色づいているいちごを食べるのがおすすめです。
食べるわけでもないので見落としがちですが、ヘタも美味しいいちごを見分けるには重要な部分となります。
具体的にはヘタの色があざやかでピンと張っていて、細くしまっていることがポイントです。
ちなみにいちごを食べるときはヘタに近い部分から食べた方が酸味を感じにくいんですよ。
ここで1つ豆知識をお話しすると実はこのつぶつぶこそが果実なんです。
つぶつぶの正しい名前は「花托(かたく)といいます。
花托は果実が傷つかないように守る役割がある花の芯です。
つまりいちごが熟しているかどうかを見分けるには、つぶつぶを見れば一目でわかります。
いちごが完熟状態で甘みがのっているとつぶつぶも赤くなるからです。
ぜひいちご狩りに行ったときには「色味」「ヘタ」「つぶつぶ」に注目してください!
山梨県に数多くあるいちごの農園ですが、エリアによって作られているいちごの品種や特徴が違います。
人気エリアでそれぞれ作られるいちごの特徴を見ていきましょう!
武田信玄も湯につかったとされる石和温泉のある笛吹エリア。
石和温泉駅から車で10分の位置にある『石和いちご館青柳』では14種類のいちごが作られていて、有名どころだと章姫や紅ほっぺの品種が食べられます。
世界遺産に認定されている日本一のお山・富士山。
富士山のふもとには富士五湖と呼ばれる5つの湖があります。
富士五湖エリアで食べられるいちごは、富士山の天然水を使って育てられているのでとってもみずみずしくて美味しいですよ。
いちごといえばコンデンスミルクをつけて食べる印象ですが、甲州エリアで育ったいちごは甘みが格別。
そのまま食べても十分甘さを感じられるのがアピールポイントです。
晴れの日には甲府盆地・南アルプスを一望出来るロケーションにあるのも特徴。
山梨エリアには『いちごランド』と呼ばれるいちご狩り農園の集まるエリアがあって、4軒の農園でいちごを楽しむことができます。
注目すべきは、山梨エリアでのいちごの栽培方法『高設養液栽培方法』。
管を使用していちごに栄養を送り込んでいるので、他の農園ではしゃがみながらいちごを食べるところを、立ったまま食べられます。
甲府エリアで注目したいのが残留農薬ゼロでいちご栽培している『グルメいちご館前田』です。
時間制限なく5種類のいちごを食べ比べ可能で、たくさんの人がおとずれます。
ハウスの奥には追加料金を支払うことで立ち入り可能なエリアがあって、都心部だと1粒で800円前後する「あかねっ娘」や「愛ベリー」「サラダイチゴ」などの希少な品種を購入し食べることが可能です。
あらゆるフルーツを栽培している山梨県でいちごを楽しむとき、気にかけて選びたいのがいちごの品種です。
いちご狩りで食べるいちごの品種によって甘みや大きさ、食べ応えがまるで違います。
こちらの項目では山梨県で食べられるおすすめのいちご品種のご紹介です。
山梨県のオリジナル品種である甲斐サマー。
甲斐サマーの特徴は、冬春いちごのあとに提供していくため山梨県が育て上げた夏秋に出回るいちごです。
ちょうどいい甘酸っぱさを楽しめるいちごとして人気が高まっています。
あきひめは「久能早生」と「女峰」という品種を掛け合わせたいちごです。
静岡県の萩原章弘さんという人が育てたので、章弘の「章」という字と「姫」であきひめ(章姫)と呼ばれるようになりました。
果実はほんの少しやわらかいのが特徴で、酸っぱさをあまり感じさせない、甘いいちごです。
静岡県生まれの紅ほっぺは、「章姫」と「さちのか」という品種がかけ合わさり生まれました。
2002年に誕生して以来、出回る時期的にいちご狩りシーズンにぴったりなため人気も高い品種です。
特徴としては香りもよく酸味・甘みともに感じられるいちごで、「ほっぺたが落ちそうなくらいおいしい」ことから紅ほっぺと名付けられました。
1983年、愛知県より誕生したいちごのため「アイベリー」と名前がついています。
アイベリーは粒がとっても大きないちごで、大きいものだと80gをゆうに超えるのが特徴です。
大きさだけにとどまらず、味・食感どちらもしっかりとしていて食べ応えがあります。
三重県から全国に広まっていったいちごの品種「かおり野」。
上品な香りがただようことからかおり野という名前がつけられました。
かおり野は果汁がたっぷり詰まっていて果肉もしっかりしているのが印象的です。
さらに酸っぱさがひかえめで、口当たりのいい甘みを感じられます。
ここまでいちごの食べ方や品種など詳しく見ていきましたが、続いては肝心のいちご狩りスポットをチェックしておきましょう。
山梨県にはいくつも素敵ないちご狩り農園があり、1軒1軒異なる魅力がつまっています。
気になるいちご狩り農園へぜひおでかけしてくださいね!
イチゴザンマイは山梨県の中でも最大級のハウスの面積を誇っており、いちごの種類も15種と豊富です。
普段スーパーやデパートに足を運んでも、15種類もいちごが並んでいるような状況、なかなかないですよね!?
バリエーション豊かないちごたちを、イチゴザンマイで心ゆくまでご堪能あれ。
愛するワンちゃんと一緒にいちご狩りを楽しめるのが、山梨県山梨市にある中島フィールズ。笛吹川フルーツ公園から車で5分の場所にあります。
いちご農園となると足場が心配になりますが、ビニールが敷き詰められているのでワンちゃんも飼い主さんも汚れることなくいちご狩りができます。
また、いちご狩りシーズンは寒い冬の時期といったイメージがありますが、中島フィールズはハウス内でいちごが食べられるので冬の寒さは心配いりません。
お天気に左右されることなくいちご狩りを満喫できるのは中島フィールズ最大の魅力です。
山梨県で最大のいちご園として名を上げるいちご農園 藤田。中央道甲府南ICから車で5分の場所にあります。
いちご農園 藤田では、あきひめ+4種類のいちご狩りが楽しめます。3歳未満のお子様は無料です。
また、いちご狩りのほかにもいちご農園 藤田ならではの特製いちごアイスクリームが販売されています。人気の味をぜひお楽しみください。
甲府南ICより5分の場所に位置にあります。
なんと50品種も食べ比べてきたという園主が厳選した14品種のいちごが楽しめる苺屋あとりゑさん。
園主厳選とあってどのいちごも美味しい事間違いなしです。
また、施設内にはフォトスポットも設置しており家族や友人との思い出作りにも最適です。
甲府市にある小曲町はいちご園が多く並ぶ地域です。その中でもいちご館窪田さんは年間4,000人もの来客がある人気のいちご農園です。
また、完熟した真っ赤ないちごで作ったミルクストロベリージェラートも数量限定で販売しており絶品です。
ぜひ、召し上がってみてください。
かげつより車で15分のところに位置しています。
こまざわフルーツファームさんはなんと言っても、愛犬を含む家族みんなで楽しめるのが魅力です。
ドッグランが併設されていたり、カートがあれば愛犬と一緒にいちご狩りも楽しめます。
家族みんなで楽しい思い出を作りましょう。
いちご狩りを楽しんだあとは石和温泉でゆっくりお湯につかっていきませんか?
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